2023年8月7日からのグルメタイムは、関東風のくず餅屋さん「船橋屋」のお話。株式会社船橋屋広報室の猪瀬七夏さんに電話で伺いました。

sub2

関東と関西風のくず餅は全く違うもの。

関東風は、小麦粉の澱粉を使用した乳白色のお餅。ほどよい弾力があります。

main

1805年の江戸時代創業。218年目を迎える老舗。初代の出身地である千葉県は、良質な小麦の産地。その一体では、このくず餅がよく食べられているおやつだったんだそう。

「くず餅」は小麦澱粉を450日間発酵させて作るもので、発酵させた小麦澱粉から発酵臭をとるために洗い、お湯とまぜて蒸しあげて作ります。

船橋屋さんでは昔から「くず餅を食べるとなぜかおなかの調子がいい」と言われることが多かったんだそう。そこで調べてみたところ、くず餅由来の新たな乳酸菌が見つかり「くず餅乳酸菌」と名付けられました。

くず餅が蒸しあがって100度近くになっている時、職人が指で触って弾力を確かめます。繊細なお餅なので、ベテランの職人さんたちの技が光ります。

2005年に創業210年を記念して立ち上げた姉妹ブランド「船橋屋こよみ」。より多くの年齢層の方にくず餅を知ってもらいたいと、和洋スイーツを展開しています。

定番は「くず餅プリン」。8月は「白桃のゆらら」「ずんだのおしるこ」が登場しています。

▼公式WEB 


▼オンラインストア


▼姉妹ブランド「船橋屋こよみ」

そのほかのグルメタイム

  • 「チーズチョコ食パン」のお話
  • 「トースターで厚揚げを焼く」話
  • 「オイルサーディンを缶ごと焼く」というお話

↓radikoなら全国で聞けます。 エリアを「全国」にして「森野熊八」で検索!