2020年4月13日の週は、「アサリ」をテーマにお送りしました。

アサリの味噌汁

しじみは小さくて殻の色が黒などの濃いめ、アサリは表面がざらざわしていて、はまぐりはそれよりなめらか…というのがだいたいの見分け方。

アサリの味噌汁を作っていて、砂抜きのアサリを買ったはずなのに「ジャリ」っとしたことはありませんか。

これ、もしかしたら鍋をかき回した時に欠けた殻かもしれません。

水にアサリ入れて火をかけて貝が開いて出汁がとれたら、ざるにあけてアサリを取り出し、残った出汁は一度ペーパータオルでこしてから鍋に戻して味噌をときます。最後にアサリを鍋に戻し、かき混ぜないように器によそえば、ジャリっとしないアサリの味噌汁になりますよ。

これが面倒だという方は、むき身のアサリで作りましょう!

アサリの酒蒸し

  1. 蓋ができる鍋を用意します。
  2. アサリは水洗いして、ざるにとって水気を切っておきます。
  3. 油をひかない鍋を火にかけ、あたたまったらアサリ を入れます。
  4. ピシピシッと音がしてきたら、鍋底から5ミリくらいの高さまで日本酒を入れて、すぐ蓋をします。
  5. アサリの口が開いたら火をとめて30秒〜1分置きます。
  6. アサリはもとから塩気がありますが、もし足りないようなら塩を振って出来上がりです。
鍋をガサガサ揺すらずに、そっと調理するのがポイントです。

アサリのスパゲティ

アサリのスパゲティには、ボンゴレビアンコ、ロッソ、クレーム などがあります。

お店では、フライパンにニンニク、オリーブオイル、鷹の爪を入れ、ここに殻のままのアサリを入れます。アサリの口が開いたら白ワインを入れて蓋をして蒸し焼きにします。ここにスパゲティ入れて、塩味ならスパゲティの茹で汁、トマトソースならトマト、クリームならクリームを入れて仕上げます。
 
熊八流は…
  1. フライパンにニンニク、オリーブオイル、鷹の爪を入れ、むき身のアサリを入れます。(殻から出汁は出ないので、入っていなくても大丈夫です)
  2. 白ワインを入れて蒸し焼きにして、さらにアンチョビやアンチョビペーストを入れると深みが出ます。
  3. ここにスパゲティの茹で汁を入れて仕上げます。
お店では、出汁用のアサリでとったあさり出汁を別に用意していて、仕上げの前にこれを加えているので、アサリの風味バッチリのスパゲティになるんですよ。

アサリの辛子和え

  1. 鍋に、アサリがひたひたになるくらいのお湯をわかして、アサリ(むき身でも殻付きでも)を入れます。
  2. 沸騰したお湯の中で1分くらいゆでたら、茹で汁と一緒にボウルにあけます。すぐにボウルの外に氷をあてて冷やします。一気に冷やすと火が入りすぎずにやわからく仕上がります。
  3. ざるにとって、殻をはずします。(茹で汁はアサリ出汁としてスパゲティなどに使えるので捨てずにとっておきましょう)
  4. ほうれん草を茹でて冷水にとってから絞って3センチくらいに切り、めんつゆ(またはポン酢)を少しかけて絞ります。
  5. ボウルにほうれん草とアサリを入れて和え、めんつゆ(またはポン酢)を足し、辛子を入れてざっくりと和えます。小鉢に盛り付けて完成です。お好みでごま油をプラスしてどうぞ。

アサリのバター焼き

  1. アサリのむき身を用意します。
  2. フライパンに多めのバター、ニンニクみじん切りを入れて加熱します。
  3. ニンニクの香りがあがってきたらアサリを入れてソテーします。
  4. アサリに火が入ったら、白ワインを少々入れて、火を止めて混ぜると余熱で火が入ります。
アサリ本来の塩気で味付けは十分なことが多いので、塩を足す前に味見をしてくださいね。

ちなみに……アサリが熱々のうちにごはんの上に乗せると、激ウマです! 刻み海苔や小ネギ、大葉などをちらして…!