12月7日~12月12日の放送は、岡山県を取り上げました。

岡山県の「きびだんご」

岡山県名物のきびだんご。きびだんごで有名なお菓子屋さん、「廣榮堂武田」取締役の武田宏一さんにお話をうかがいました。

元祖きびだんご廣榮堂武田 

最初はお菓子屋さんじゃなくて、瀬戸物屋さんだった!?
廣榮堂武田さんは、1856年、安政3年創業の老舗。元は瀬戸物屋さんで、お菓子屋さんに転身。「器を売るうちに、入れるものを作りたくなったのでは」 と、よく笑い話になるそうです。

桃太郎が持っていた「きびだんご」は保存食
「きびだんご」は、きび粉が入った団子のこと。もち粉と砂糖、水あめ、きび粉を釜で練り上げた、やわらかくておいしい団子です。しかし、昔はきび粉が主原料で、お菓子というよりは保存食。パサパサしてあまりおいしくなかったんです。桃太郎が持っていった「きびだんご」は、この保存食のほうだったのでしょう。

廣榮堂武田さんが、岡山藩主の筆頭家老から「お茶菓子を作れ」と言われ考えたのが、現在の「きびだんご」の原型です。

岡山はその昔は「吉備」と呼ばれましたが、それは穀物のきびを栽培していたから、とも言われています。そのため「きびだんご」には、「きび粉が入った団子」という意味と「吉備で作られた団子」という意味があります。岡山のきびだんごが全国に広まったのは、日清戦争・日露戦争のころ、兵隊さんが故郷に帰る際、桃太郎の格好で「きびだんご」を渡したからなんだそう。現在はきび粉が入っていない「きびだんご」も各地にたくさんあるそうです。
 

「きびだんご」の意外な食べ方
そのままでも十分においしい「きびだんご」ですが、お客さんはいろんな食べ方をして楽しんでいるそうです。「おしるこに入れる」「せんべいに乗せる」「ソフトクリームにはさむ」などなど…。あなただけのおいしい食べ方、見つかるかもしれません。


通信販売でも購入できますよ。



今週の熊八レシピは「きびごはん」


最近は雑穀米などもブーム。ごはんと一緒にたく用の「もちきび」も売られています。おいしく炊くコツを、熊八さんに教えてもらいました。


【作り方】 
お米2.5合に対して、きび0.5合くらいの割合で混ぜます。
お水はちょっと少なめにしたほうが、きびの香ばしさを感じられます。
きびごはんは、煮物など、あっさりした味の和食によく合います。