2020年9月21日の週は、「イカ」をテーマにお送りしました。

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干物になった魚君さんによる写真ACからの写真

イカの切り方

イカ刺しは、イカの切り方によって全然味が違うんです。 

足と内臓を抜くと、筒状の本体が残ります。皮を向いたら縦に開きます。これを縦半分に切って、普通は輪切り方向に細く切っていきます。 

ところが熊八さんが青森の漁師さんを取材した時のこと。漁師さんたちは横ではなく縦方向に切っていたっんだそう。こうするとすっと噛み切ることができて、食感が全然違う。歯応えが全く違うことに気づきました。

ちなみに…熊八さんはわさび醤油で食べるのが一番好きだそうです。

もし機会があれば、ぜひ試してみてください。

イカ明太

イカ明太って、イカと明太子を和えただけ。でもただ混ぜただけでは面白くないですよね。ちょっと一手間かけて、さらに美味しく作ってみましょう。
  1. イカ刺しを買ってきたら、沸騰したお湯に塩を入れてイカを6秒くらいさっと湯通ししてから冷水に取ります。
  2. ペーパータオルで水を拭き取ったら、このイカとお好みの明太子を和えます。
  3. 昆布や根昆布、細切りの昆布などを入れてもOK。ちょっとお醤油を入れましょう。イカの表面に少しだけ火を入れているので、ぬめりが取れてとても食べやすくなります。
トビコやタラコ、キャビアでも美味しくできますよ。

イカの生姜和え

  1. 生食用のイカを用意しましょう。イカは細切りにしてもいいし、切ってあるものでもOKです。食べやすい大きさにしましょう。
  2. イカをボウルに入れて塩を振って軽く混ぜ、少し置いて置きます。水分が出たところで軽くもみ、さっと水洗いして水気を切り、ペーパータオルで軽くおさえます。
  3. このイカに千切り生姜、またはおろし生姜を入れて、醤油で味付けをします。醤油だけで味付けするとイカが茶色くなるので、気になる方は醤油と塩で調節しましょう。ゆずやレモンの皮、小ネギなどを合わせるとさらに美味しくなります。
ご飯に乗せて丼にしてもおいしいし、半分食べたらお茶をかけてもうまいですよ。

イカのニンニクバター焼き

ハワイ名物の「ガーリックシュリンプ」のイカバージョン。
  1. 炒めるので、刺身用でなくてOK。冷凍イカでも大丈夫です。一口大の食べやすい大きさに切りましょう。ゲソも入れてOKです。
  2. フライパンにバターをたっぷり入れます(バターで煮るようなイメージです)。イカ1杯に対してニンニクは 1片、バターにニンニクを入れて炒めてからイカを入れ、味付けは塩コショウだけでOK。仕上げにパセリのみじん切りをたっぷり入れましょう。
イカは長く加熱すると固くなりますので、火が通ったら素早く仕上げましょう。

イカのタイ風サラダ

  1. イカは食べやすい大きさに切り、厚みがあれば切り込みを入れておきます。
  2. イカを茹でて冷水にとり、ペーパータオルで水気を拭き取ったら、塩コショウして冷蔵庫に入れておきます。 
  3.  キュウリ、パプリカ、赤玉ねぎ、セロリなどの歯応えのある野菜を適度な細切りにして(歯応えがあったほうがおいしい!)、ナンプラー、生姜汁、レモン汁、ごま油で和えて、塩で味を整えます。ここにイカを入れて混ぜたら出来上がり。