2020年6月8日の週は、「ピーマン」をテーマにお送りしました。

久しぶりに、熊八さんのお写真を。ちょっとだけマスクをはずして♪

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ピーマンの肉詰め

熊八さんが、お母さんから初めて教わった料理が「ピーマンの肉詰め」なんだとか。そんな思い出の味を教えてもらいました。
  1. ハンバーグ生地を用意します。
  2. ピーマンは、ヘタから2センチくらいのところで輪切りにして、ピーマンの中の種をとります。これでピーマンの器が出来上がります。
  3. ピーマンの中にハンバーグ生地をぎゅうぎゅうに詰めてから、ヘタの部分をかぶせて楊枝でとめます。 
  4. フライパンにサラダ油をひいて、食べやすい大きさに切ったキャベツを4層くらいにしきつめ、その上にピーマンの肉詰めを置いて、さらに上からキャベツをたっぷりとかぶせます。この状態で、中火と弱火の間の火加減で20分じっくりと蒸し焼きにします。キャベツの水分が出るのでほぼこげることはありません。
  5. 焼き上がったら、トンカツソースで食べるのが、熊八さんの思い出の味。
ポイントは、ヘタの部分と器になっている部分がバラバラにならないように! どのピーマンの蓋がどのヘタなのか、ごっちゃになってしまうと案外大変です(笑)。

ピーマン昆布

ピーマン農家さんで教えてもらった料理。ピーマンの苦味を昆布の旨味が包んでマイルドにしてくれます。
  1. ピーマンと細切りの佃煮昆布を用意します。
  2. ピーマンは縦に5mm〜1cmのほど切りにして、水にさらしてから、ペーパータオルでしっかり水を切っておきます。
  3. フライパンにサラダ油かごま油を入れて、細切りピーマンを入れて炒めます。
  4. ピーマンがいい色になったところで、細切りの佃煮昆布を適当に入れ、3回転半くらい混ぜたら完成です。
あまり炒めすぎず、火を入れすぎないのがポイントです。塩昆布バージョンや、七味やラー油をかけたものもおいしいですよ。

ピーマンとひき肉のそぼろ丼

熊八さんの中学高校時代のお弁当の定番料理。懐かしい味なんだとか。
  1. ピーマンは縦半分に切って種をとり、もう一度縦半分に切っておきます。これを5mmほどの細切りにします。
  2. 生の状態の豚ひき肉に、しょうゆ、酒、みりん、生姜汁を混ぜ込みます。
  3. フライパンにこの肉を入れていため、赤いところがなくなったらざるにあけて汁気を切ます。汁気はボウルなどにためておきます。
  4. 汁気の上のほうに浮いた油をすくってとっておきます。油を取り除くことで、冷めてもおいしいそぼろになります。
  5. フライパンにピーマンを入れていため、ひき肉だけを戻して弱火にします。そして汁気を戻したら完成です。
あまったらごはんと一緒に炒めて、バターと追いしょうゆをすれば、びっくりするほどおいしい焼き飯になりますよ。

ピーマンの味噌焼き

味噌炒めではなく、味噌焼きです。熊八さんが大学時代に通った焼き鳥屋さんのメニューだったのが「ピーマンの味噌焼き」なんだそうです。
  1. ピーマンのヘタの部分を果物ナイフなどでくりぬきます。中の種は残っていてもOK。
  2. あいた穴から味噌を詰めます。量は小さなピーマンに小さじ1杯ほどです。ストローに味噌をつめてピーマンに入れ、ストローを絞るとうまく入れられます。
  3. 魚焼きグリルやトースターで焼きます。
  4. 味噌が煮えてグツグツしてきたら出来上がりです。
味噌の味によって全く違う料理になります。もろみ味噌で作るのもオススメです。

ピーマンスライス(ピースラ)

  1. ピーマンのヘタをとって種を抜き、輪切りにします。できれば、なるべく薄くスライスします。スライサーを使うと簡単です。
  2. スライスしたピーマンをザルに入れて水にさらし、水気を切ったらザルごと冷蔵庫で30分ほど冷やします。こうするとピーマンがシャキッとします。水にさらす時にミョウガの薄切りや、かいわれや、香りのある野菜を混ぜ込んで一緒に冷やしてもOKです。
  3. お皿に盛り付けて、鰹節としょうゆ、またはポン酢などをかけて完成です。大葉やごま、七味もあいます。