2019年7月22日の週は、「トマト缶」をテーマにお送りしました。

修行時代のトマト缶話

熊八さんがコックの修行時代、トマトホール缶を裏ごしするのは弟子の仕事。毎日4キロのホール缶10缶の下処理をしていたんだそうです。皮やタネの部分はデミグラスソースなどに使われました。

トマト缶は加熱して食べるのが前提なので、冷製パスタにする際も一度加熱しましょう。

ホール缶とダイス缶がありますが、一般的にはそれぞれ使われているトマトの種類が異なります。ダイス缶のほうが煮崩れしにくい品種のトマトを使っているそうなので、トマトの歯ごたえが欲しい時はダイス缶を使うのがオススメです。

インド風のチキンカレー

本場インドでは生のトマトを使うことが多いのですが、作るたびに同じ味を保ちたいならトマト缶を使うのがオススメ。
  1. にんにく、生姜、玉ねぎを炒めたら、カレー粉を入れます。
  2. ここにトマト缶を入れてグツグツさせ、生の鶏肉を入れてさらに煮詰めます。
  3. 汁気が足りなかったら水を入れて煮込みます。
  4. 塩こしょう、ガラムマサラで味を整えたら完成です。
インドカレーは煮込み料理ではないので、作りたてが一番。翌日に持ち越さないようにしましょう!

ミートソース

熊八流のミートソースの作り方です。
  1. まず、ひき肉を炒めます。ざるの下にボウルをあてて、ざるに炒めたひき肉をあけて脂を切ります。これを冷ますと脂の部分だけ固まります。固まらなかった肉汁だけ、ひき肉に戻します。 
  2. 玉ねぎ、セロリ、マッシュルーム、ニンジン、にんにくを粗みじんにして炒め、ここにひき肉と肉汁を入れます。 
  3. ダイスカットトマト缶と、トマト缶と同じ量のデミグラスソースを入れ、塩こしょう、ナツメグを入れて完成。
ごはんにのせて食べてもOK。カレー粉を入れるとキーマカレーに変身します。

トマトシチュー

ポイントは、玉ねぎをたくさん入れて、よく炒めること。トマトの酸味を抑えるのに一番なのは玉ねぎ
なんです。
  1. ザクザクっと切った玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、お好みの野菜をざっと炒めてから、チキンスープを鍋半分まで入れて野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
  2. ここにトマト缶を入れて、あくを取りながらトマトの酸味が柔らかくなるまで煮ます。
  3. 最後にソーセージを入れたら1分加熱して完成です。
ここにショートパスタを入れても、盛り上がるメニューになりますよ。

ピザソース

  1. 玉ねぎ(1個)、にんにく(2片)をみじん切りにして焦がさないように炒め、白ワイン(½カップ)を入れます。
  2. ここにトマト缶を入れて、煮込んで濃度をつけていきます。
  3. 最後にオレガノ(乾燥)を入れて、塩こしょうで味を整えたら出来上がりです。 
トーストに乗せても。焼いた鶏肉につけても!





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