2018年8月6日の週は、ゲストにフードスタイリストの小坂桂さんをお迎えしました。

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フードスタイリストとは

フードスタイリストとは、料理を美味しそうに見せる「しずる」感を出す仕事。お皿やテーブルクロスやテーブルを選んだり、料理の周りにお皿などを置いて雰囲気をスタイリングしています。

木の机で撮りたいとオーダーがあれば、テーブル板を自作することもあるそうです。

おいしくない料理も、「おいしそうに見せられます(笑)」とのこと。

私たちが目にするおいしそうな料理の写真の裏には、小坂さんのようなフードスタイリストさんの活躍があるんですね。

小坂さんがフードスタイリストになるまで

もともと食べるのが好きな小坂さん。料理は好きだけどレシピを考えるのは苦手。物を並べるのが好きで、子供の頃のお人形遊びもテーブルに小さなお皿や料理をセッティングが好きだったんだとか。

精密機器メーカーに勤務していましたが、30歳を前に自分の好きなことを仕事にしようと思い、学校に通って勉強を始めたんだそうです。

食べ物をおいしそうに見せるには 

撮影の現場では、料理を作ってすぐ撮影するわけではありません。時間が経って料理が乾燥しているとおいしそうに見えないので、筆などを使って表面に煮汁や脂を塗ったりします。

野菜のみずみずしさを表すには、霧吹きで水をふきかけます。

温かいものの湯気を見せるには、室温を下げたり、湯気が目立つように黒っぽいテーブルを用意したりします。

ビールをおいしく見せるには、泡の部分は別に泡立ておいてから乗せます。グラスの外には、霧吹きで水滴をつけています。

フードスタイリストが使う道具

よく使うのは竹串。黒胡椒や小ねぎなど細かいものをつまむのに、竹串2本でお箸のように使います。

綿棒は、お皿のフチなどが汚れた時に簡単に汚れがとれます。メイク用の先がとがった綿棒

園芸用の植木鉢の中に入れるような網は、ラーメンなど具材が沈んでしまうものの土台にしています。

小坂さんが自作しているのは、スプーンを90度に曲げて小さなおたまのようにした道具。瓶の中に入っているものをすくう時など、瓶を傾けなくてもすくいやすいので役立ちます。料理にソースをかけるときも、このミニおたまを使うとかけやすくなります。

楕円形のお皿をプラスして

オススメなのは、楕円(オーバル)のお皿。丸いお皿を持っている方が多いと思いますが、丸ばかりだとテーブルに並べたときに隙間が空いてしまいます。

でも楕円形のお皿だとその隙間を埋めることができるし、狭いテーブルでもたくさんのお皿を乗せることができます。また、料理の盛り付け方も変わるので、作り慣れたメニューも一味違って見えます。

黒いお皿も、和食などにオススメです。しまって見えるし、高級感が出ます。

つい人数分同じお皿で揃えようと思いがちですが、お皿がそろってなくてもOK。大皿は白いシンプルなものにして、取り皿を色違いにするとテーブルが華やかになります。

▼小坂桂さんの公式サイトはこちら
http://katsurakosaka.com 

▼小坂桂さんがスタイリングを担当した、ハンバーガー55品が載った本はこちら。