2018年7月23日の週は、「麻婆豆腐」についてお送りしました。

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麻婆豆腐の始まりは、19世紀の中国

麻婆豆腐の始まりは、19世紀の中国です。料理店のおかみさん、陳さんが考案した料理だと言われています。

からさの秘密は、花椒(ホワジャオ)の痺れる辛さ「麻(マー)」と、唐辛子の辛さ「辣(ラー)」の二重構造。

これが麻婆豆腐特有の辛さなんですね。

麻婆豆腐の作る時のポイント
  • ひき肉、ねぎ、生姜を刻んだものを中華鍋で炒める時に豆板醤を入れるんですが、豆板醤は油でしっかり炒めること。豆板醤は塩味。たくさん入れるとしょっぱくなるのでご注意を。辛さを足したい時は唐辛子で。
  • 豆腐は、絹ごしどうふがオススメ。ペーパータオルで包んで冷蔵庫で30分、水を切った状態で使います。2センチ角に切って鍋に入れ、豆腐少しぷくっとふくれたら完成の合図です。
豆乳でマイルドな麻婆豆腐

マイルドな麻婆豆腐を作るポイントです。
  • 豆板醤を控えめにして、オイスターソースなどで味付け。そのあと鶏ガラスープの代わりに調整豆乳を入れます。
お子さんが召し上がるなら、花椒(ホワジャオ)抜きにしてもいいかもしれませんね。

ただひとつだけ弱点が…! 豆乳が入るので、見た目が麻婆豆腐に見えない。この料理を何と呼ぶかは、あなた次第です(笑)。

麻婆野菜

麻婆豆腐の豆腐の代わりに野菜を使ってみましょう。
  • 例えばさっと茹でたアスパラ、ブロッコリー、カリフラワーなど。下ゆでする時に、お湯にちょっとだけ油を入れるのがコツ。茹でて置いておいても、野菜が乾燥しづらくなります。
  • きのこ類を麻婆と一緒に炒めて丼にするのもアリですね。
麻婆豆腐のアレンジ
中国料理では、肉のことが書いてなければ豚肉が使われています。豚肉以外の場合は、何の肉か書いてあるはず。

麻婆豆腐には豚ひき肉が使われますが、豚こま肉を自分で細く切って作るのもオススメ。

麻婆豆腐の豆腐を抜いて肉を二倍にすれば、麻婆肉炒めになります。ごはんに乗せて丼にしてもおいしいですよ。