2018年4月23日の週は、「サヤインゲン」についてお送りしました。

サヤインゲンを日本にもたらした隠元禅師

サヤインゲンの原産地は中央アメリカ。最初は中の豆を食べていましたが、イタリア人を中心に若いサヤも食べられるようになり、ヨーロッパに広まりました。

日本へのは、江戸時代のはじめに隠元禅師が中国から伝えたと言われています。

サヤインゲンの美味しいゆで方

熱湯に塩を入れてからサヤインゲンを入れて、さっとゆでます。ゆでたら氷水で一気に冷やします。一気に冷やさないと歯ごたえがなくなってしまいます。

冷蔵庫に入れる時も、ちゃんと内側まで冷えるまでは、ラップをしないほうがいいでしょう。

熱々のまま食べるなら、レモンの皮をむいたものを熱湯に入れて一緒に茹でると、ほんのりレモンの香りがしておいしいサヤインゲンになります。

サヤインゲンの胡麻和え
  1. インゲンが太い場合は切ってから茹でる、それほど太くなければそのまま茹でます。
  2. 氷水にとって冷やしてからペーパータオルなどで水気を切り、食べやすい大きさに切ります。
  3. すりごま(大4)、レンジで一度沸騰させて粗熱をとった日本酒(大1)、砂糖(大1)、醤油(大1)を合わせたものに、インゲンを和えたら完成。
他の野菜で作ってもおいしい胡麻和えができます。きゅうり、にんじん、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、たけのこ…なんでもイケますよ。
 
牛肉とインゲンのオイスターソース炒め
  1. インゲン1本を半分か1/3に切っておきます。
  2. 牛肉もインゲンと同じくらいの大きさに切って、塩胡椒、酒、生姜汁、ごま油で薄く味をつけておきます。長ネギは刻み、生姜は細切りしておきます。
  3. フライパンに多めの油を入れて牛肉を炒め、表面の赤い色がなくなったら取り出します。
  4. 残った油にインゲン、長ネギ、生姜を入れて炒め、インゲンに火が入ったら牛肉を戻します。
  5. オイスターソースを入れて、お好みで酒を振り入れ、鶏ガラスープをひたひたに入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
  6. お好みで醤油とごま油を足して完成です。

インゲンと生ハムとマッシュルームのサラダ
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  1. インゲンは1/2〜1/3の長さに切り、さやの合わせ目に対して直角に切ってから茹でます(インゲンの切り方は、上部の熊八さん直筆イラストをご参照ください!)この切り方のほうが、茹でている間に豆が飛び出しにくくなります。
  2. ボウルにイタリアンドレッシングを入れて、生のマッシュルーム(薄切り)を入れてドレッシングを絡めます。
  3. ここにインゲンを入れて絡めます。
  4. 最後に生ハムを入れてさっと絡めたら完成です。
  5. お好みで粒マスタードや蜂蜜を足すと雰囲気が変わります。