ゲストにお菓子・料理研究家の森崎繭香さんをお迎えしました。

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小さい頃のクリスマスケーキの思い出

森崎さんが小さな頃、家でクリスマスに食べるのはホールケーキではなく、いろんな種類のカットケーキを買ってきて好きなものを選ぶシステムだったそうです。森崎さんは、ふわふわなチーズスフレケーキをよく食べていた記憶があるんだとか。お兄さんはいつもモンブランだったんですって。

今の森崎さんが理想とするクリスマスケーキは…モンブラン(笑)。きっと小さい頃からモンブランが食べたかったんでしょうね。土台はスポンジではなくメレンゲ、生クリーム、フランスっぽいマロンペーストのクリームをのせたものを、ちょっとずつ食べるのが理想だそうです。

そんな森崎さんに、クリスマスケーキの作り方、アイデアを教えてもらいました。

型がなくても作れるデコレーションケーキ

ケーキの型がなくても、平たいスポンジを重ねてホールケーキができちゃうんです。
  1. オーブンに付属している天板を使ってスポンジを焼きます。
  2. この平たく四角いスポンジを細長く帯状に5等分に切ります。
  3. この上にクリームを塗ります。
  4. 一番端の細長いスポンジを手前から奥にくるくる巻いて小さなロールケーキを作り、そのロールに次の帯をくっつけてさらに外側に巻き付けます。
  5. これをお皿に横向きにおいて外側に残りのスポンジを巻き付けていきます。
  6. 天板1枚で直径15センチほどの土台ができるので、上からデコレーションすればクリスマスケーキの出来上がりです。

焼かないクリスマスケーキ

土台になるスポンジは市販のものを使うケーキです。他にもパンやビスケットなどもシロップを染み込ませてクリームを塗ればケーキのようになる。楽しいデコレーションの部分だけやっちゃおうという作戦です。

といっても、プロのようなデコレーションはすぐにはできないので、バットやボウルなどを使います。
  1. バットにスポンジを敷き詰めます。
  2. 生クリームを上に乗せて、ゴムベラで平らにならします。
  3. 手持ちのフォークやスプーンでクリームの両面に模様をつけます。
  4. その上にイチゴや飾りを乗せたら完成です。
  5. 食べる時は、大きなスプーンですくうか、冷蔵庫で冷やしてからなら包丁で切れます。


グラスに入れて作るクリスマスケーキ

グラスに入れるだけで作れる、そしてグラスに入れたままテーブルに出せるスイーツなら、ぶきっちょさんでも手作りデザートができちゃいます。
  1. レアチーズケーキなら、上にラズベリーを乗せるだけで白と赤でクリスマス感がでます。
  2. もしグラスの中に入れるなら、中身がしっかりと見えるようにグラスの側面に寄せるように入れます。その際、流し入れるゼラチン生地は少し冷やしてとろみをつけておくと、上手に入れられます。

ロールケーキでクリスマス

ロールケーキのいいところは、デコレーションをしなくても絵になること。そして持ち運びが比較的ラクなこと。頑張ってスポンジを焼いて、作ってみましょう。
  1. シート状のスポンジを焼き、天板から出します。粗熱がとれたら下に敷いている紙をはがして新しい紙を敷いておきます。
  2. ロールした時に下になる部分(スポンジの一番はじっこを1センチくらい)を斜めに切り落とします。
  3. 焼き色がついているほうに、固めにあわ立てた生クリームを塗ります。手前は厚め、奥は薄めでOK。
  4. クリームの上にイチゴをのせておきます。
  5. 巻き始めの芯になる部分だけ最初に強く巻いておきます。
  6. あとは巻き簾の要領で、下に敷いている紙を持ってロール状にしていきます。
  7. 巻き終わりは、紙の上から長い定規などをあてて手前に引きつつ、下に出ている紙を奥に引っ張ります。こうすることでロールケーキがしっかりと巻けます。

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森崎繭香さんの公式サイト:http://mayucafe.com