鍋料理に欠かせない「マロニーちゃん」。
 
マロニー株式会社
大阪支店・支店長の野上忠宏さんに
マロニーの歴史を詳しくうかがいました。
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マロニーちゃんの原料はでんぷん

北海道産のじゃがいもでんぷんを主原料にして、
とうもろこしのでんぶんも配合。
この独特の配合が、絶妙な歯ごたえを生み出しています。

発売から52年、溶けない春雨「マロニー」

当時の春雨は鍋に入れると溶けてしまう。
そこで創業者である先代の社長が
「溶けない春雨を作ろう」と開発したのが「マロニー」でした。

当時は製法特許も取得していました。

マロニーちゃんはもやしの妖精

実は「マロニー株式会社」は、
もやしの製造業を営む会社でした。

おなじみのキャラクター「マロニーちゃん」は、
その、もやしの会社の頃からのキャラクターだったんです。



そのため、マロニーちゃんの頭には、
もやしをイメージした葉っぱがついています。

「マロニー」という名前の由来

「マロニー」という名前は、
新しい春雨が出来上がった時、社内公募で決まったもの。

まろやかに煮るから「マロニー」とか、
創業者が”これからはカタカナの時代が来るだろう”
ということで「マロニー」を選んだとか、諸説あるそうですが、
今となっては、詳しいことがわからないんだとか。

食べ方アレンジいろいろ

どんな鍋にもぴったりあう「マロニー」。

熱に強いので、そのまま鍋に入れて煮込んでOK。
5〜6分煮込めば食べごろです。

鍋やスープ以外にも、1〜2分茹でてから
炒め物、チャプチェ、焼きそばやパスタの代わりもできます。


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幻の生マロニー

「生マロニー」は、乾燥する前のマロニーを、
そのままカットしたパッケージにしたもの。
よりプリプリ、モチモチした食感が特徴です。
生タイプなので、そのまま炒め物にも使えます。

現在、「生マロニー」の製造工場の拡張工事中。
2017年8月ごろから販売再開になるそうです。
 

 
 

今週の熊八レシピは「マロニー」

チャプニーちゃん

マロニーを使ったチャプチェです。
  1. 牛肉、ニンニク、ショウガ、人参、ピーマン、きのこ類など、野菜を多めに用意します。
  2. 肉には、塩胡椒と酒で下味をつけておきます。
  3. マロニーは茹でて冷水にとり、水気を切っておきます。
  4. 火の通りにくい野菜を先に炒め、牛肉を入れ、醤油3、みりん・酒・砂糖1の割合で味付けして、マロニーも入れます。
  5. 仕上げにごま油をさっと入れ、味が足りないようなら塩胡椒で整え、白ごまをトッピングして完成です。

ベトナム風焼きそば

  1. マロニーはさっと茹でて、冷水にとって水気を切っておきます。一人前は水で戻した状態で200gくらいです。
  2. もやし、ニンジン、ニラ、などの野菜、豚バラスライスを用意します。
  3. 野菜を炒めてから豚肉を入れて、さらに炒めます。
  4. 魚醤、またはナプラー(大2)、砂糖(大2)、塩胡椒で味を整えて、仕上げにパクチーを乗せたら完成です。

ところてん風黒蜜きなこ

  1. マロニーはさっと茹でて、冷水にとって水気を切って器に盛りつけます。
  2. ここに黒蜜ときな粉と砂糖を混ぜたものをかけます。
日本茶にもコーヒーにあうデザートです。黒蜜がよく絡み、マロニー独特の食感が楽しめます。