シンガーソングライターの新沢としひこさんをゲストにお迎えしてお送りしました。

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新沢さんと熊八さんは35年来の友人!

熊八さんと同い年の新沢さん、二人は19歳の頃からのおつきあい。ライブハウスの対バンで出会ったそうです。

新沢さんは東京の保育所で保育者を経験した後、数多くのCDや楽譜集を発表。現在はソロコンサートやジョイントコンサート、保育講習会の講師として活躍、さらにCD制作のほか児童文学の執筆や絵本も行っています。

幼児教育の世界でも食育は注目されており、新沢さんと熊八さんは一緒に食育の講習も行うこともあるんですよ。

今回は、熊八さんの絵本「みなみのしまのカウカウ カイじいさんとおおきなさかな」のテーマソング「おなかが すいた」を作詞作曲を担当しています。



子供の偏食に悩むお母さんへ…

子供の頃は、ものすごく偏食だったという新沢さん。ところが中学生で陸上部に入るとお腹がすく、そこで今まで食べられなかったものを食べてみると「おいしい…!」。中学生になって急激に味覚が発達して、いろんなものが好きになったそう。

保育園の先生を経験した新沢さんは、子供が偏食で悩んでいるお母さんに「たくさん体を動かして元気に育っていけば、おなかがすいて、自然と食べものがおいしいと思うようになる」、また「食べたい好奇心が育てば、自然に食べられるようになる」とアドバイスしているそうです。

忘れられない味:小学校3年生のとき担任の先生が食べさせてくれた「イナゴの佃煮」

担任の先生が「私の出身地の山梨ではこういうものを食べるのよ」と食べさせてくれたのが、イナゴの佃煮。この時「おいしい」と思ったので、大人になってからも「イナゴの佃煮が好き」と言えるんだそう。

忘れられない味:東京・上北沢にあった洋食屋さん「きたむら」

外食好きだったお父さん、新沢さんも近所の洋食屋さん「きたむら」に行くのを楽しみにしていました。ここで食べたメニュー、ここで食べた味が今でも忘れられない…お店が閉店すると聞いた時は、家族みんなで悲しみました。新沢さんの洋食ナンバーワンはハンバーグだそうですよ。

忘れられない味:日本のスパゲッティが大好き

子供の頃は偏食だったので、外食して注文するのはナポリタンかミートソースばかり。それを見ていた親戚のおじさんが「そんなに好きならイタリアに行けばいい」と言った。大人になって念願のイタリア旅行、そしてイタリアで食べたスパゲティ…そこで「やっぱり日本のスパゲティが好き」と思ったそうです(笑)。

今週ご紹介した新沢さんの曲はこちら。