11月16日~11月21日の放送は、愛知県を取り上げました。

愛知県が生んだスーパースター「きゅうりのキューちゃん」

愛知県が生んだ漬物界のスーパースター、東海漬物の「きゅうりのキューちゃん」。漬物機能研究所・商品開発グループの岩田峰司さんにお話をうかがいました。

「きゅうりのキューちゃん」が生まれたのは1962年(昭和37年)のこと。 当時の専務・大羽至さんが新しい漬物を作りたい、きゅうりと醤油を組み合わせたらどうかと開発したものです。醤油漬は奈良時代ごろからあったそうですが、今の醤油漬に近いものは江戸時代にできたのだとか。東海漬物では、それをさらに研究し、パリポリ食感・醤油の香り漂う「きゅうりのキューちゃん」として発売しました。

キューちゃんに使われているのは、四葉(すうよう)きゅうりと呼ばれる種類。小ぶりで皮が薄く、肉質がしまっていて、歯ごたえがいい。これでないとキューちゃんができないんだそうです。きゅうりを塩漬けしたらカットし、脱塩、圧搾。漬物液で3日間じっくりつけたら完成です。

キューちゃんはそのままでももちろんおいしいですが、岩田さんにオススメのレシピを聞きました。

たまごかけごはん
キューちゃんを少し刻んで、卵かけごはんに混ぜます。キューちゃんの汁も少し入れて味付けを。

しらすとキューちゃんの混ぜごはん
ごはんに、しらす、刻んだキューちゃん、ゴマ、大葉、万能ネギ、ごま油を少々入れて混ぜるだけ。

キューちゃんのチーズトースト
食パンにマヨネーズを塗り、刻んだキューちゃん、とけるチーズをのせてトースト。食べる時にお好みで七味をかけて。

他にも、チャーハンに入れたり、ポテトサラダの具にしたり、無限の可能性を秘めたキューちゃんなのでした。

 
キューちゃん│東海漬物 



今週の熊八レシピは「高菜チャーハン」


熊八流「高菜チャーハン」を教えてもらいました。


【作り方】 
高菜漬は、油が入っているものならそのまま、油が入っていないものならフライパンに油をしいて炒め、あたたかいごはんを入れます。鍋肌から酒、醤油を入れて完成。お皿に盛り付けて、あさつきをたっぷり、その上にバターをのせていただきます!