10月26日~10月31日の放送は、大阪府を取り上げました。


大阪名物といえば「たこ焼き」

たこ焼き発祥の店、大阪市の「会津屋」代表取締役・遠藤勝さんにお話をうかがいました。 

元祖たこ焼き 会津屋


昭和8年創業の「会津屋」さん。会津出身の初代が作ったのが、たこ焼きの前身「ラジオ焼き」です。会津を代表する郷土料理のこづゆの味をベースに、粉の生地に牛スジやこんにゃくを入れて焼いたもので、「ハイカラな食べもん」ということで、当時人気だったラジオの名前をつけて「ラジオ焼き」と言いました。ある日、明石の人が来て「明石ではタコを入れている」と言ったため、タコを入れてみたところおいしかった。当時はタコも安かったのでこれが定番となり、「たこ焼き」になりました。冷めてもおいしく食べられるようにと生地にしっかり味をつけているので、ソースなしで食べるのが基本。お客さんの中には、酢醤油をつけたり、味噌汁の具にする人もいるんだそうです。

 

遠藤さんに家でたこ焼きを上手に焼くコツをうかがったところ、「鉄板を熱くしてから生地を入れる」につきるんだそう。熱々の鉄板に生地を穴の半分入れ、タコを入れてから残りの半分の生地を入れましょう。
 


今週の熊八レシピは「オムライスボール」


家にあるたこ焼き器で、丸いオムライスを作る方法を熊八さんに教えてもらいました。


【作り方】 
冷凍食品などのえびピラフを温め、ここに多めの生卵をしっかりと混ぜます。 これを生地にしてたこ焼き器で焼きます。真ん中にベーコンやチーズ、ソーセージなどを入れ、丸く焼きます。竹串でひっくり返すのが難しい時は、スプーンなどを使ってもOK。ケチャップをかけていただきます。