10月12日~10月17日の放送は、長野県を取り上げました。


長野県が日本で初めて人工栽培に成功した「ぶなしめじ」

JA全農長野・きのこ課の唐沢慎一郎さんにお話をうかがいました。


昭和30年代、農家の冬の副業として始まったエノキ栽培。冷房施設が導入されると、1年を通して栽培できるようになりました。

キノコの人工栽培は、まるで工場のような広大な施設で行われています。プラスチックの瓶におがくずなどを入れた培地にキノコの種を蒔き、1〜2ヶ月かけて菌を培養します。瓶の口の表面に白いふわふわしたものが出てくるので、それを削り取って菌にショックを与えるとキノコが生えてきます。

JA全農長野が扱うキノコは無農薬栽培ですので、洗わずに料理に使えます。ただ、根元に培地のおがくずがついていることがあるので、その場合はさっと洗い流してください。 


JA全農長野・きのこ課の唐沢さんに聞く、キノコの保存法
 

キノコも鮮度が命! 
鮮度のいいものは、触った感じがしっかりしています。買ってきたらなるべく早く食べるのがオススメ。

◯冷蔵庫に入れるなら、野菜室へ!
キノコは低温で育っているので、買ってきたら冷蔵庫へ。できれば野菜室がいいそうです。

残ったキノコは冷凍保存!
用途に合わせたサイズのキノコを、密閉できる袋に入れて空気を抜き、冷凍庫へ。2週間くらいで食べ切りましょう。調理する時は凍ったままでどうぞ。

唐沢さんオススメのキノコ料理は、 キノコの天ぷら、キノコの浅漬けだそうです!


◯長野のキノコに関して詳しくはこちら
きのこ | JA全農長野



今週の熊八レシピは「特別なキノコ炒め」


たっぷりのキノコを使った、いつもとは一味違うキノコ炒めを熊八さんに教えてもらいました。


【作り方】

キノコはなんでもOK! フライパンにオリーブオイルを入れ、黒オリーブとにんにくのみじん切りを入れて加熱、いい香りがしたらキノコを入れ、味付けはアンチョビの塩気で。キノコから水分が出るので、水気は足さなくても大丈夫。もし入れるなら、白ワインをほんのちょっぴり! アンチョビがなければベーコンやスモークサーモンでもおいしくできるそうです。粉チーズをたっぷり振って豪華な一品に。またパスタソースにもなります。